ハムスターの飼育ケージは、ハムスターにとっての住まいであり、ハムスターが快適に過ごすために一番重要な飼育グッズと言えますよね。本記事では、我が家で愛用しているGEX ハビんぐ グラスハーモニー600を紹介します。
実際に使用した正直な感想をまとめたので、これからハムスターを飼おうと考えている方や、ハムスターケージを買い替えようと思っている方、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
グラスハーモニー600のサイズ感
これが我が家で実際に使用しているグラスハーモニー600です。大きさはW58.0×D39.2×H32.0cmと、市販されているハムスターケージの中では比較的大きいサイズといえます。
ハムスターを飼育するうえで最低限必要な大きさは、
- ゴールデンハムスター・キンクマハムスター:W45.0×D35.0×H25.0㎝
- ジャンガリアンハムスター:W35.0×D25.0×H25.0㎝
となっています。大きいサイズのケージが必要なゴールデンハムスターやキンクマハムスターでも、十分快適に過ごせるサイズといえるでしょう。
グラスハーモニーのメリット
私が1年以上グラスハーモニー600を実際に使用して感じたメリットを紹介します。
お世話がしやすい前面オープンドア!
水槽や衣装ケースは、中を掃除するときに上から手を入れて行いますよね。野生のハムスターは鳥類など、大型の捕食動物から常に狙われる存在でした。今でも本能として、上からくるものには強くストレスを感じてしまうため、ハムスター目線としてケージの上から入ってくる手は、慣れるまでは相当恐怖を感じる対象になってしまうでしょう。
早く人間に慣れてもらうためには、なるべくストレスを感じずに生活してもらうことが大切です。ですので、前面がひらくドアであれば、ハムスターを怯えさせずお世話をすることができるでしょう。
中に湿気がこもらない構造!
グラスハーモニーは天井後方と左右に通気口の穴が開いているため、中に熱気や湿気がこもらない構造になっています。ですので、暑い夏でも比較的ハムスターにとって過ごしやすい構造のケージです。
また、金網ケージほど風を通す構造ではなく、適度な通気口の数と大きさになっているので、寒い冬でも暖かく過ごすことができます。
掃除がしやすい!
グラスハーモニーの大きなメリットの一つとして、掃除がしやすいことがあげられます。グラスハーモニー600の重量は約4.4㎏です。グラスハーモニー600とサイズ感の近い水槽の重量は、約11㎏もあります。この数字からもわかるように、グラスハーモニーは水槽と比べてとても軽いため、持ち運びがしやすく、掃除もしやすいです。
しかも底トレイが外れるので、洗いやすく、ケージを清潔に保てます。ハムスターのケージの大掃除は最低でも月1回、床材交換は1~2週間に1回と、割と頻繁に行います。掃除がしやすいと時間短縮にもなり、飼い主の負担を減らすことができます。
インテリアにもなじむデザイン!
グラスハーモニーは全面がクリアになっており、中の様子も観察しやすく、なによりデザインが洗練されています。インテリアの邪魔をすることもありません。また、1年以上使用していますが、傷がついて中が見づらくなることもなく、透明感を維持できています。
グラスハーモニーのデメリットと対処法
ここまでグラスハーモニーのメリットについて紹介してきました。1年以上グラスハーモニーを使用してきて、デメリットを感じたこともあります。ここからはグラスハーモニーのデメリットと対処法を解説していきます。実際に使用して感じた正直な感想なので、ぜひ購入の参考にしてください。
ハムスターによってはケージをかじる
グラスハーモニーは、ハムスターによっては、ドアのつまみの部分や給水ボトルの設置部分をかじってしまうことがあります。
我が家のハムスターは、飼い始めたころは特にケージをかじることもありませんでした。しかし、飼い主がケージの外に出してくれると気づいてからは、いつもの部屋んぽの時間が近づいてきたり、私たちが近くにいると感じたりすると、ドアの部分をかじるようになってしまいました。
↑このドアのつまみの部分を内側からかじります。
我が家のハムスターは、ケージの上からタオルをかけて私たちの姿を見えなくすると、出してもらえないと諦めるのか、かじるのをすぐやめます。ですので、我が家では現在もグラスハーモニーを使用しています。
かたいものをかじりすぎると、歯が曲がってしまい不正咬合などの病気になってしまう可能性があります。ドアなどをかじる癖があるハムスターの場合は、よくかじる部分にかじり木などかじっても歯に損傷がないものを設置するなどの対処が必要です。
給水ボトルの設置部分をかじっていた点については、給水ボトルを吊り下げタイプに変更することで対処できました。グラスハーモニー専用の給水ボトルは、ちょうどハムスターがかじりやすい高さにあり、給水ボトルの口の部分が入る隙間を広げようとかじってしまっていました。
↑赤丸の部分をかじっていました。グラスハーモニー専用の給水器は、外から取り付けができるタイプになっています。
このグラスハーモニー専用の給水器の使用をやめ、吊り下げタイプに変更したところ、給水器の口の部分が高くなり、かじることがなくなりました。
↑立って給水器に届く位置に設置したので、かじれる高さではなくなりました。
おすすめの給水ボトルはこちら↓
このマルチボトルは針金で吊るすことができるので、天井の穴から吊るして、ハムスターがかじらない高さに調整することが可能です。
【結論】グラスハーモニー600はハムスター飼育におすすめ!!
グラスハーモニー600は、ハムスター飼育におすすめのケージです。特にハムスター飼育初心者の方は、ハムスターへの接し方やお世話に慣れていないと思います。グラスハーモニーは前面からのお世話が可能なので、ハムスターを怯えさせることも少なく、早くハムスターと仲良くなれるはずです。
ドアなどをかじる癖のあるハムスターの場合、対処法があるので グラスハーモニーのデメリットと対処法 を参考にしてください。それでもかじる行為がおさまらない場合は、かじるところがない水槽の購入を検討しましょう。
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グラスハーモニー600プラスはこちら(回し車と給水ボトルがついてます)↓
飼育ケージが決まったら、健康なハムスターを選ぶポイントについても記事にしたので、チェックしてみてくださいね。おすすめのハムスター飼育グッズなども紹介しています。読んでくれた方がハムスターと楽しい生活を送れることを応援しています。
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