「腸内フローラ」という言葉を知っていますか?お腹の中には様々な腸内細菌がいて、それらがバランスをとりながら腸内環境を整えています。その腸内細菌は種類ごとにまとまりながら生息していて、その様子がお花畑(フローラ)にみえることから「腸内フローラ」というそうです。
我が家ではアニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」に加入しており、そのサービスで腸内フローラ測定が無料で受けられるということで、実際に測定してもらいました。
今回は測定方法や結果をお伝えしていきます。
腸内フローラの検査方法
飲食店や調理の仕事を経験したことがある方は、検便検査を行ったことが一度はあると思います。ハムスターの腸内フローラの検査方法も検便検査で行います。
アニコムさんから腸内フローラの測定キットが送られてきます。その中に入った糞便の採取棒にハムスターの糞便を付着させ、チューブにセットし、封筒に入れてポストに投函するだけ!とっても簡単に提出できました。
糞便採取のコツとしては、ハムスターがしたての少し柔らかい糞を使うことです。時間がたち固くなってしまった糞よりも、出たばかりの少し柔らかい糞の方が採取棒に付着させやすいです。
あとは結果が送られてくるまでどきどきしながら待つだけです。
腸内フローラの測定結果
腸内フローラ測定キットを送ってから約3ヶ月後・・・。メールで測定結果が届きました。下の画像は腸内フローラの測定結果(一部)のスクリーンショット画像です。
「けんかつくん」というのは、アニコムグループが提供するどうぶつのための測定管理サービスのことです。こちらにログインして腸内フローラ測定の結果を見ます。
右のグラフが3853匹のハムスターの平均値で、左のグラフが我が家のハムスター(名前をつまみといいます)の腸内細菌の測定結果です。腸内フローラ測定という名目ですが、腸内細菌についてくわしく記載がありました。今回は腸内細菌について書いていこうと思います。
ハムスターの平均値と我が家のハムスターの値を比較すると、我が家のハムスターはやせ菌が多く、肥満菌が少ないことがわかりました。飼い主的にはうらやましい限りです・・・。
他に気になった点は、お腹を整える菌が平均値に比べて少ないところです。こちらでいうお腹を整える菌とは、乳酸菌やビフィズス菌などのことを指します。
けんかつくんに、ハムスターと同じ雑食性のハツカネズミへの実験についてのコラムがありました。そのコラムには、”ヨーグルトの粉末飼料を与えたハツカネズミは、通常の粉末飼料を与えていたハツカネズミより最大で3ヶ月も寿命が延びた”ということが書かれていました。
乳酸菌は人間にも身体にいい作用をもたらしてくれますが、どうぶつにも同様に腸内環境を整えてくれるのかもしれませんね。
我が家のハムスターにも乳酸菌をしっかりとってほしい!ということで、毎晩2粒アリメペットをあげています。
例えば、無糖のヨーグルトはハムスターでも食べることができ、乳酸菌を摂取することができます。しかし、ヨーグルトは水分が多く、与えるには注意が必要です。
このアリメペットはタブレットになっており、水分などの心配をしなくても、乳酸菌を摂取させられるのがとてもいいところだと思います。嗜好性も高く、毎日のおやつとしていつも喜んで食べてくれています。
まとめ
飼っているハムスターの腸内フローラや腸内細菌について知ることで、ハムスターの健康についてより深く考えることができました。
この記事を読んで腸内フローラ測定をしてみたいと思った方は、「アニコムパフェオンラインショップ 腸内フローラ測定キット」で検索してみてください。ペット保険に入っていない方でも、お金はかかりますが腸内フローラ測定を受けることができます。
ハムスターの飼育についてくわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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