ハムスターを飼っているみなさんは、ハムスターの気持ちを知りたいと思ったことはありませんか?ハムスターは言葉を話せないため、ハムスターが何を考えているかなんてわからないと感じている方も多いでしょう。
しかし、ハムスターは一つ一つのしぐさや表情、行動で気持ちを私たちに伝えてくれています。本記事では、ハムスターのしぐさや行動と気持ちの関係を、写真とともに解説していきます。ハムスターの気持ちを知って、もっと仲良くなりたいという方はぜひ参考にしてください。
しぐさや行動から気持ちを読み取る!
我が家のハムスターによく見られるしぐさや行動と、そのときのハムスターの気持ちを紹介していきます。
鼻ひくひく
鼻をひくひくさせているしぐさは、近くにあるものが安全かどうかをにおいで判断しています。ハムスターは視覚はあまり良くないですが、嗅覚がとても優れており、においから様々な情報を得ています。
はじめて嗅ぐにおいにはまず警戒心を抱き、安全だと判断してから近づきます。逆に危険だと判断したら近づくことはありません。食べ物が腐っているかどうかもにおいで判断できます。
ひげぴくぴく
ひげをぴくぴくさせているしぐさは、道の幅や空気の流れを感知しています。鼻とひげはセットで万能なレーダーの役割を果たしています。
実はひげは口まわりだけでなく、体中に生えていて「触毛」といいます。空気の流れを感知するほど敏感なものなので、切ったりひっぱったりするのは絶対にやめましょう。
耳を立てる
耳を立てる行動は、人間には聞こえないかすかな音に反応して警戒しているしぐさです。ハムスターは聴覚も鋭く、人間より高い範囲の音を聞き取ることができます。
この行動をハムスターがしていたら、ただいま警戒中!という合図になります。警戒が解けるまではおとなしくしておいたほうがよいかもしれません。
歯ぎしり
歯ぎしりをするしぐさは、「気に入らないよ!」と不満を表しています。
我が家のハムスターは、段ボールの手作りサークルをかじっているときに「かちかちかちかち・・・」と歯を鳴らします。サークルの外に出たいのに出られなくていらいらしているのでしょうね。
飼っているハムスターがどういうときに歯ぎしりするのかを観察して、ハムスターのストレスとなる原因を取り除いてあげられたらいいですね。
伸びる
伸びるしぐさをしているときは、寝ていて縮こまってしまった体をストレッチで伸ばしているそうです。
このしぐさは、かわいいハムスターのしぐさの中でも上位に入るのではないでしょうか。人間と同じくハムスターもストレッチをしていると考えると、とても親近感がわいて愛おしいです。
きょろきょろする
回し車で走っている途中にきょろきょろするしぐさは、「結構走ったけどどこまできたかな?」と確認をしています。
ハムスターは同じ場所でくるくると回っていることを知らないため、走れば走るほど自分は前に進んでいると思っているはずです。
ケージ内ではハムスターは自由に走り回ることができないため、回し車は必須のアイテムです。おすすめの回し車はこちらの記事内で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
おわりに
本記事はこちらの本を参考にさせていただきました。
今回紹介したもののほかにも、ハムスターのしぐさや表情、行動の意味について詳しく解説してあるので、ぜひ読んでみることをおすすめします。ハムスターの気持ちを知り、ハムスターも飼い主も楽しく生活できるとよいですね。
この本を含めたおすすめの飼育本はこちらの記事で紹介しています。こちらの記事もぜひ参考にしてください。
コメント