【おすすめ】ハムスターの暑さ対策方法！

日本の夏は気温も高いうえに湿度もあって人間でも過ごしづらい季節。体温調節が苦手なハムスターにとっては命の危険もありうる、よりつらい季節になります。

本記事では、暑い夏を乗り切るおすすめのハムスター暑さ対策を紹介していきます。ハムスターが暑い夏でも健康に過ごせるように、飼い主さんは温度管理を徹底しましょう。

ハムスターが快適に過ごせる温度は？
おすすめのハムスター暑さ対策！
1. ①エアコン
2. ②エアコンの電気代をできるだけ抑える方法！
おわりに

ハムスターが快適に過ごせる温度は？

ハムスターが快適に過ごせる温度は18～25度の範囲です。人間が半袖一枚で気持ちよく過ごせる温度が適温だといえるでしょう。

ちなみに湿度は40～60％が適切です。ハムスターはもともと乾燥した地域で暮らしていたので、湿度が高い環境は苦手です。暑さと同時に湿度も意識して管理しましょう。

温度管理を徹底するためには、温湿度計が必須になります。常にケージ内に設置して一定の温度と湿度を保てるようにしましょう。

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こちらの温湿度計は、最高温度と最低温度を記録することができます。出かけていたり、寝ていたりして、温湿度計が確認できない時間帯の温度もあとから確認できるため、温度管理を徹底しやすくおすすめです。

おすすめのハムスター暑さ対策！

ここからは我が家でも行っているおすすめのハムスター暑さ対策を紹介していきます。

①エアコン

やはり一番簡単に温度管理ができるのはエアコンです。エアコンがない家庭では、ハムスターを飼育していくのは難しいと言っても過言ではありません。エアコンを使って18～25度の範囲で温度管理を徹底しましょう。

注意点は、ハムスターのいるケージにエアコンからの風が直接当たらないようにすることです。ハムスターは汗をかかないため、風が当たっても人間のように涼しいと感じることはありません。むしろストレスとなってしまいます。

ケージを置く場所によっては、ケージ内の温度がエアコンの設定温度どおりになるとは限りません。温湿度計をしっかり確認して、ケージ内が適切な温度になるように調整しましょう。

我が家では、スマホから操作できるエアコンを使用しています。出先で思ったよりも暑くなってきたなというときに、スマホからエアコンをつけたり、温度調節をしたりすることができます。

↑こちらがスマホ上のエアコンの操作画面です。アプリをインストールして、家のWi-Fiとエアコン、スマホを連動させるだけで外出先からエアコンの操作ができます。連動方法も簡単なので、手間もかかりません。

外から操作できるエアコンの中では値段も手ごろなので、ハムスターの部屋が暑くなっていないか外出先でも心配になってしまう方にはぜひ使っていただきたいです。

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②エアコンの電気代をできるだけ抑える方法！

部屋によっては、エアコンをつけてもなかなか温度が下がらないし、できるだけ設定温度は高くして電気代を抑えたい！という飼い主さんもいますよね。そんな方のためにエアコンとプラスαでできる暑さ対策を紹介します。

1.エアコン+保冷剤+カーテン

エアコンにプラスしてできる暑さ対策でおすすめなのが、保冷剤とカーテンを使用することです。

我が家のリビングは横長の形をしており、ハムスターのケージを置く場所がエアコンの対角線上にあります。また、日差しが良く入る部屋なので、天気が良い日だとエアコンを24度設定にしても、ケージ内の温度が27度を超えてしまうときがあります。

そのようなときは、ケージの上に保冷剤を置いています。冷たい空気は下に下がっていくのでケージ内の温度は下がり、適温に保つことができます。ケージ内の温度が下がりすぎるとよくないので、ケージの上半分だけに保冷剤を置き、逃げ場をつくっています。

保冷剤は100円ショップで購入したもので、写真のものより大きいサイズも売っていました。

日当たりが良い部屋では、カーテンを閉めるのもよいでしょう。真っ暗にまでしなくても、ハムスターのケージに日が当たらないようにするだけでケージ内の温度は変わってきます。

夏の暑い日にエアコン+保冷剤+カーテンで、どのくらいの範囲で温度を保てるのかを検証してみました。

エアコン自動24℃設定で朝７時に保冷剤をケージの上半分に並べておきます（上記の写真と同じ状態です）。そしてハムスターのケージに日差しが当たらないようにカーテンをします。この時点で外気温は22度、ケージ内は24.5度です。

6時間後の13時。外気温31度でケージ内は24.5度に保つことができていました。その後も保冷材は溶けていましたが、夕方までケージ内を26℃以下に保つことができました。

ハムスターが快適に過ごせる温度は18～25度なので、少し暑いですが、ほぼ適温を保つことができていました。25度を超えてしまった時間帯については、朝置いた保冷剤を増やすことで対応ができそうです。

保冷剤を置くことにより湿度があがってしまうのではないかと思う方もいるでしょう。私自身も湿度に関しては心配していましたが、60％以下に保つことができていたので、許容範囲内です。

今回は湿度があまり高くない日での検証でしたので、湿度も許容範囲内に収まりました。梅雨時期など湿度が高い時期は、エアコンの除湿機能や除湿器を使って、湿度を40～60％の範囲内に調整してください。

2.エアコン+サーキュレーターor扇風機

部屋の形やエアコンの設置場所によっては、エアコンから出る冷たい空気がうまく部屋内を循環せず、ハムスターのケージ内がなかなか冷えないこともあります。

そのような場合は、サーキュレーターや扇風機を使って、部屋内の空気を循環させましょう。注意点は、サーキュレーターや扇風機の風がハムスターのケージに直接当たらないようにすることです。

ハムスターのケージに直接風が当たらなくても、部屋内にエアコンから出る冷たい空気が循環すれば、ケージ内の温度は下がります。サーキュレーターや扇風機を適切な場所に置いて、試してみてください。

3.エアコン+ハムスター用ひんやり冷感グッズ

エアコンにプラスして、ハムスター用のひんやり冷感グッズを使用するのもよいでしょう。ひんやり冷感グッズは、部屋内が暑い温度だと意味がありません。絶対にエアコンと併用して使いましょう。

ハムスター用の冷感グッズには、陶器のハウスや、アルミ製や天然石のプレートなどがあります。ハムスターにも好みがあるようで、我が家では陶器のハウスとアルミ製のプレートを試してみましたが、どちらもお気に召してはくれませんでした。

100円ショップにうさぎ用ではありますが、アルミ製の冷感プレートが売っていたので、そちらでハムスターが冷感グッズを使ってくれるか試してみるのもよいですね。

我が家ではこちらの陶器のハウスを購入しました。↓

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我が家のハムスターはあまり使ってはくれませんが、実際にハウスの中を触ってみると、ひんやりしていてとても気持ちが良いです。冷感グッズに抵抗がないハムスターには、夏の間だけ巣箱を陶器のハウスに変えてあげてもよいかもしれません。

おわりに

夏は人間にとってもハムスターにとっても暑くて過ごしづらい季節。飼い主さんがしっかり暑さ対策をして、かわいいハムスターと一緒に暑い夏を乗り越えましょう。

もっとハムスターについて詳しく知りたい方は、こちらで紹介している本も参考にしてくださいね。